2022.07.04

2022年6月27日(月)、東京・二子玉川にあります日本菓子専門学校様にて、小麦粉・材料学の授業を開講しました。日本菓子専門学校様は日本で唯一、製菓業界によって設立されたという珍しい歴史を持つ製菓学校です。
今回の授業では、弊社技術部社員が特別講師となり、小麦粉に関する基礎知識と、宝笠印小麦粉の特徴、性質などについて学んでいただきました。

今回の授業では弊社技術部社員が特別講師となり、小麦粉に関する基礎知識と、宝笠印小麦粉に関する特徴、性質などについて学んでいただきました。
授業では、昨今の世界全体の小麦をめぐる情勢から、小麦粉の製造方法まで幅広くご説明を行いました。薄力粉と強力粉を使用した食パンをそれぞれ持参、違いを感じていただいたほか、スポンジケーキの試作品を通じて、粉の種類によるスポンジの高さ、色の違いも実感していただきました。

また、製品の仕上がりだけでなく、強力粉と薄力粉のグルテンの違いについて観察していただくとともに、外国産小麦と国内産小麦の麦の違いなど、小麦の物性などの知識も習得していただきました。
当社では、製菓業界の永続的な発展を見据え、将来の業界を担う若い方々へのノウハウや知識の提供をこれからも積極的に行ってまいります。
2022.07.02
2022年5月19日、富山調理製菓専門学校様で製パン実習を行いました。
当社では、小麦粉の製造に携わる企業という立場から、小麦粉や小麦粉を使用した加工品など当社の持つノウハウを、次世代の製菓製パン業界を担う人たちに伝えるための勉強会を行っております。
富山調理製菓専門学校は、開校してまだ数年の新しい学校。ピカピカの校舎には、実習から販売まで生徒が一貫して学べる設備が整っていました。
勉強会を行った製菓技術科1年生のみなさんにとっては、入学後初めての製パン実習。パン作りの一連の流れをとおして各工程の目的や材料の役割をについてご説明させていただきました。
今後も数回にわたって実習を担当させていただきますので、製パンに関する知識はもちろん、小麦粉の持つ魅力についてもお伝えしていければと考えております。


2022.06.28

2022年6月21日(火)、大阪市にあります辻製菓専門学校様にて、小麦粉講習会を実施しました。辻製菓専門学校様は、毎年多くのパティシエ、パン職人、和菓子職人などを製菓製パン業界に輩出しておられる関西でも屈指の名門校です。
今回の活動では、当社小麦粉から抽出したグルテンを実際に触ってもらい、違いを実感していただくなど小麦の物性について学んでいただくとともに、昨今の小麦価格の高騰の背景についてなどもお話させていただきました。

お聴きいただいた学生のみなさまからは、「小麦粉について、今まで知らなかったことを知ることができて楽しかった」「今後は小麦粉選びにこだわりたい」などと言ったうれしいお言葉を多数いただきました。
辻製菓専門学校様、この度は貴重な商品紹介のお時間をいただきありがとうございました。
今後も増田製粉所では製菓製パン業界ならびに製粉業界の発展のため、業界の次世代を担う若手のみなさまに向けた活動を続けてまいります。
2022.06.20

2022年6月11日・12日の両日、愛知県にあります大阪食糧卸様の名古屋営業所にて、同社の社員の皆さまを対象とした小麦粉・製菓講習会を開催しました。株式会社パイオニア企画様は、製菓製パン材料の製造、販売を幅広く手掛けられており、数多くの商品をインターネット通販などでも販売されています。

今回の講習会では、当社のミックス粉や小麦粉を使用した各種アイテムの試作および試食評価・比較などを行いました。2日間の会期の間、試作したアイテムは「スポンジケーキ」「シフォンケーキ」「パウンドケーキ」「クッキー」「冷蔵発酵食パン」と盛りだくさんの内容となりました。

パイオニア企画のみなさまには、当社ミックス粉を使用したアイテムの試作や、商品に関する知識を習得いただいただけでなく、パイオニア企画様の取り扱っておられる小麦粉以外の原材料も使用し、互いの商品知識を深めることができました。長時間にわたる講習会となりましたが、パイオニア企画の皆さまに当社のもつ知識、ノウハウを余すことなく習得していただくことができ、今後の販売活動にも生かしていただけるとのことで、大変有意義な機会となりました。

今後も、パイオニア企画様のように製菓製パン材料をお取り扱いいただいている企業様に有益な情報をご提供する機会を設けてまいりたいと思います。
2022.04.20
2022年4月12日、当社加工技術センターに、京都に本社を置く製菓材料の総合商社である吉田産業株式会社様をお招きし、製菓技術交流会を実施しました。
吉田産業様からは松浦専務、企画部研究開発課 北川シェフ、同課和田スーシェフ、当社からは技術部員、営業部員が参加、ジェノワーズを題材に製法や粉の種類による仕上がりの違いについて意見交換を行いました。


粉を製品として提供する立場の当社社員と、ユーザーとして粉を実際にご使用いただく立場のシェフの方々との意見交換ということで、今までになかった新たな気付きや発見が得られたたいへん貴重な機会となりました。
この経験を、ぜひ今後のよりよい商品提案に活かしてまいりたいと思います。
2021.12.10
弊社も後援企業として参加させていただいている、公益社団法人東京都洋菓子協会様主催の定期講習会。第2回は12月2日に東京都世田谷区の洋菓子会館にて行われました。
今回は講師として、インターコンチネンタル東京ベイ・徳永純司シェフにお越しいただきました。
徳永シェフといえば、リッツカールトンにて経験を積まれたのち、2015年クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本代表として出場され、チームとして準優勝、チョコレート部門では優勝をされた経歴をお持ちです。

製造実演では、弊社「宝笠」を使用した「ケークショコラ」「ケークマロン」の2点をご披露いただきました。
「宝笠」を使用することによって、口溶けのよいふんわりとした仕上がりになるとの評価をいただきました。


講義の中では、後輩の育成についても語っていただきました。徳永シェフは、後輩を指導することは一切せず、自分自身は判断のみに徹するとのこと。そのポリシーには、後輩たちひとりひとりのアイデアや考えを尊重したいという徳永シェフの想いが込められているそうです。
また、スタッフ同士でモチベーションを高めあいながら、互いに切磋琢磨する環境づくりが大切ともおっしゃっていました。徳永シェフの「育成論」、皆様の会社や身の回りでも役立てることができるのではないでしょうか。
徳永シェフは、来年3月に品川区西五反田に「エキリーブル」をオープンされる予定です。こちらも今から楽しみですね!
2021.11.30
公益社団法人東京都洋菓子協会様主催の定期講習会(第1回)が、11月25日に東京都世田谷区の洋菓子会館にて行われ、弊社も後援企業として参加いたしました。
この日は講師として、東京恵比寿に本店を構える「パティスリーレザネフォール」の菊池賢一シェフをお迎えし、製造の実演と講義を行っていただきました。

実演では、弊社の製菓用小麦粉「特宝笠」と、強力粉「ゴールドマイン」を使用した「ケークキャラメルフィグ(パウンドケーキ)」をご披露いただきました。
「特宝笠」をご使用いただいた菊池シェフからは「良い意味でもっちり感が出る」とのお言葉をいただき、特色あるアイテムを作り上げる素材のひとつとして評価していただきました。
菊池シェフは、フランス・ガストロミック・アルパジョン・コンクール優勝など多数の賞を受賞、ヨーロッパでの修業時代も経験され2012年11月に独立開業。現在2店舗を経営されています。
講義の中では、TV番組「ジョブチューン」にご出演された際に感じたコンビニスイーツのレベルの向上から、商品の価格設定の勘どころまで、幅広くお話しいただきました。
次回第2回は、12月2日に開催されます。
2019.10.30
8月28日(水)と10月23日(水)の両日、当社神戸本社 加工技術センターと、東京の専修学校日本菓子専門学校におきまして、宝笠印小麦粉製菓技術講習会を開催いたしました。
講師には、2017年にフランスで行われ、各国を代表するパティシエが製菓技術を競い合った国際大会「クープ・デュ・モンド」の日本代表チームメンバー「ラ リヴィエ ドゥ サーブル」代表植﨑義明様、「㈱クラブハリエ」代表取締役社長・グランシェフ山本隆夫様、「㈱シュゼット・ホールディングス」グランシェフ駒居崇宏様のお三方をお呼びしました。
講習会開催に先立ち、当社代表取締役社長伊藤より開会のあいさつをさせていただきました。

今回の講習会は「焼き菓子」をテーマとして、弊社の焼菓子専用粉「赤煉瓦」を使用したお菓子を中心に、3名のシェフがそれぞれの持ち味を生かしたレシピを披露してくださいました。
植﨑様からは、サクサクとした崩壊感と甘じょっぱい味わいが特徴の大人向け「サブレフロマージュ」など4品、山本様からは赤煉瓦の特長である風味と崩壊感を極限まで引き出したオリジナルレシピ「ホロン」、駒居様からはフィナンシェの素材探求のために訪れたトルコで出会った素材でアレンジした「フィナンシェ・ノワゼット」など2品を実演いただきました。
またすべての実演終了後には、弊社講習会としては初の試みでもあります、3名の講師の皆さまによるパネルディスカッションを開催いたしました。
2017年の「クープ・デュ・モンド」の裏話にはじまり、製品に対する各々のこだわり、商品開発、経営展望や人材育成、業界動向について余すことなく語り合っていただきました。
今回も多くの皆さまにご参加いただき、大盛況のうちに終えることができました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

これからも製菓業界の繁栄と発展に寄与すべく、宝笠印小麦粉をはじめとする当社小麦粉製品を用いたお菓子作りの技術やノウハウをご提案できる講習会を企画、開催してまいりますので、引き続きご期待いただけますようお願い申し上げます。
2019.07.24
 7月4日(木)、山梨県産業技術センター内の会場にて、山梨県菓子工業組合様主催の講習会が開催され、山梨県各地より19社23名の皆さまにご参加いただきました。
講師を弊社技術部の南、助手として田原が担当させていただきました。

開催にあたり、山梨県菓子工業組合理事長内田長久様よりご挨拶をいただきました。
講習会では、宝笠系小麦粉の説明を行い、特宝笠と通常薄力粉のウェットグルテンを実際に触って比較してもらいながら違いを感じていただきました。また、宝笠ゴールドと通常薄力粉で作ったスポンジ生地をそれぞれご試食いただき、小麦粉の違いから出る食感、品質の違いを感じていただきました。
実演として「しっとりバターケーキ」(宝笠ドゥ―ノール使用)と「長崎風バターケーキ」(特宝笠使用)の2点を実施。宝笠系小麦粉の特長を生かした食感、口どけ感を感じていただきました。
続いて、新商品の「赤煉瓦」の特長をご紹介し、包餡機使用の「餡ガレット」をご提案させていただきました。手作業だけではなく包餡機を使用しても赤煉瓦の特長が発揮されることを感じていただきました。これまでにないザクザクほどけるような食感を感じていただけたことと存じます。
さらに、ご協力いただきました森永乳業様のレシピから包餡機で作成したチーズ饅頭(特宝笠使用)をご試食いただき、宝笠系小麦粉が包餡機を使用してもその特徴を生かせることをご紹介いたしました。


 受講者の皆さまからは、和気あいあいと活発なご質問をいただきました。
実演では、ミキシング中に皆さまにミキサーの周りまでお越しいただき、生地を見ながらの意見交換も行われました。
生地も実際に触っていただくなど実際に体感していただける講習会になりました。
講習会後のサンプルのご依頼も多数いただいており、大変ありがたく改めて御礼申し上げます。
最後となりますが、株式会社渡辺商店の伊藤様には、企画・打合せより開催当日まで多大なるご助力を賜り、誠にありがとうございました。また、営業部原料課の皆様にも、本講習会の準備・運営にご助力いただきましたこと心より感謝申し上げます。
今後も、ユーザーの皆様のお役に立てるような講習会、商品提案等を企画・実施してまいりますので、どうぞご期待ください。

2018.11.30
9月20日(木)と10月3日(水)の両日、当社神戸本社 加工技術センターと、東京の専修学校日本菓子専門学校におきまして、東京・渋谷区代々木上原にございます「アステリスク」オーナーシェフ和泉光一様を講師にお迎えし、宝笠印小麦粉製菓技術講習会を開催いたしました。
講習会開催に先立ち、当社代表取締役社長伊藤より開会のあいさつをさせていただきました。

また東京会場におきましては、会場をご提供いただいた日本菓子専門学校校長三浦様よりごあいさつをいただきました。





今回の講習会のテーマは、宝笠シリーズの代表銘柄『特宝笠』の魅力を新たに皆様にお伝えするべく、一般的にご使用いただいているスポンジケーキ、ロールケーキなど以外のご使用方法としまして、シュー・ア・ラ・メゾンのシュー生地、ミルフォイユ・バニーユのパイ生地、パルヒュメのパーツの生地2種類への使用をご披露いただきました。(画像をクリックまたはタップいただくと拡大画像がご覧いただけます)
さらに先日新発売いたしました焼菓子専用粉『赤煉瓦』を用いていただき、ガレット・ブルトンヌでのサクサク感、ビジタンディーヌ・オ・ミエルでのしっとりとしていながら口の中で崩れる感じ、アマンディーヌ・オ・ショコラでのふんわりとした口溶け感をそれぞれ表現していただきました。(画像をクリックまたはタップいただくと拡大画像がご覧いただけます)
また和泉シェフからは、お菓子作りの技術のみならず、お菓子作りに対する考え方とお店の商品ラインナップの今後の方向性、これから求められていく労働環境の変化への対応など踏み込んだ内容につきましても、とても興味深いお話をしていただきました。これには受講者の皆様も熱心に聞き入っておられ、充実した講習会となりました。
最後に、神戸会場では執行役員技術部長内藤、東京会場では東京支店長長谷川よりそれぞれ閉会のあいさつをさせていただき、盛りだくさんの講習会は無事終了いたしました。

これからも製菓業界の繁栄と発展に寄与すべく、宝笠印小麦粉をはじめとする当社小麦粉製品を用いたお菓子作りの技術やノウハウをご提案できる講習会を企画、開催してまいりますので、引き続きご期待いただけますようお願い申し上げます。
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